失踪日記

吾妻ひでお/著
発行年月 2005年3月

漫画です。この著者の漫画は読んだ事ないです。
図書館においてあり,借りて読みました。

失踪してホームレスとして生活する様,アルコール依存症になり強制入院させられる日々の話しだが自分を客観的に淡々と書いていてなぜだか悲壮感は感じられません。
むしろ,周りの状況をすんなり受け入れて楽しんでいるようにもみえます。
すでに立ち直ってるからあんな風にかけるのでしょうか。

コマ割りもシンプルでタッチも割と好きな感じです。
1話が８ページなので簡単に読めます。

何とか生きていけるものなんですね。
どん底と思われる生活の中にもちょっと楽しみを見つけたり…,その時は必死なのかもしれないけど。
知らない世界の話しなので多少の嘘があっても分からないけど楽しめました。