明日は明日の風が吹いて……個人の日記帳です

アメリカンジョーク好きです

男はつらいよ 拝啓寅次郎様

男はつらいよ 第47作 拝啓寅次郎様

甥の満男は就職し,靴メーカーの営業職をやっている。
大学の先輩の妹と知り合いお互いまんざらでもなくいい仲になる。
寅さんと満男の二人が恋をして破局すると言うのが前回からの流れだ。
菜穂は最後満男を訪ねてやってくるがどうなったのか…。


【解説】
大学を卒業し、靴メーカーの営業マンとなった満男が、滋賀県長浜市に住む大学の先輩・川井信夫(山田雅人)から祭りに誘われる。休暇をとって、長浜にやってきた満男は、先輩の妹・菜穂(牧瀬里穂)と最悪の出会いをして、そうそうに揉めてしまう。一方、寅さんは、琵琶湖畔で撮影旅行をしている主婦・典子(かたせ梨乃)と出会う。典子がアクシデントで怪我をしてしまったこともあって、同じ宿に泊まる。そこで典子から冷えきった夫婦の話を聞かされた寅さんは、彼女に同情するが…
 旅の暮らしを続けている寅さんと、一年に一度だけの贅沢のためにパートをしてお金を貯め撮影旅行に来た典子が、出会いひととき語り合う「本当の幸福について」。倦怠期を迎えた主婦をかたせ梨乃が好演。そして就職し、単調な日々に埋没している自分に疑問を持つ満男が旅先で知り合う牧瀬里穂演じる勝ち気な女の子・菜穂とのロマンス。寅さんと満男、それぞれの“淡い恋”が描かれる。後半、満男と寅さんの江の電駅での別れの会話は、味わい深い名シーン。

男はつらいよ 寅次郎の縁談

男はつらいよ 第46作 寅次郎の縁談

縁談とあるがお見合をするわけではない。
満男が就職活動に嫌気がさし,家出をして島で暮らす。
泉とは縁が切れたのか島で知り合った亜矢といいムードに。
これが伯父の血を引き継いだのか肝心なところで離島することに。

寅さんも同じような感じに…。

西村京太郎 L特急やくも殺人事件

西村京太郎 L特急やくも殺人事件

4編の短編集。短編のため途中でのストーリーのどんでん返し等は無かったがそれなりに楽しめる。
会話「」も多く。文章も難しくなく速く読める。

「挽歌をのせて」
の容疑者は結局犯人だったのだろうか・・・

小杉健治 原島弁護士の愛と悲しみ

小杉健治 原島弁護士の愛と悲しみ

表題作(デビュー作)を含めた短編集。
主人公は弁護士,警察官,刑務官,精神鑑定をする精神医学者等で新鮮な感じだった。
ストーリーも意外性に富んでいてよかった。

連城三紀彦 変調二人羽織

連城三紀彦 変調二人羽織

文章が直截的でなく,少しわかりにくい部分もある。
短編集だがみな趣向が異なるので読み通せた。
著者のデビュー作。
どの作品もラストにひねりがあってそれなりには読めた。