明日は明日の風が吹いて……個人の日記帳です

アメリカンジョーク好きです

恋人へのプレゼント


ミケノビッチは,恋人の誕生日のプレゼントを探しにデパートに出かけた。
彼女とはつき合い始めたばかりなので,いろいろ考えた結果,手袋をプレゼントすることに決めたのである。

これなら,ちょっとロマンチックだし,かといって馴れ馴れしすぎるということもないというもの。

デパートに行くと,彼女の妹とばったり会ったので,買い物に付き添ってもらうこととなった。
そして,彼は手袋を,彼女の妹は自分用のパンティーを買ったのだが,店員がうっかりそれを逆に包装してしまったのである。

そんなこととはつゆとも知らず,ミケノビッチは,次の手紙を同封して彼女にプレゼントを贈ったのであった。

愛しい君へ
この間,デートしている時,君が何もつけていないのに気づいたので,このプレゼントを贈ります。君の妹といっしょに選んだのですが,彼女は,脱ぐのが簡単な短いのがいいと言うので,もっともだと思い,これを選びました。

真ん中のところに,微妙な色の濃淡があると思います。店員の女の子が,ここ数週間,同じものをつけていると言うので,見せてもらったのですが,それは殆ど汚れが目立ちませんでした。
ついでに,その子に,試着してもらったら,結構いけてるなと思いました。

そうそう。
それを脱いだ後,片づける前に息を吹き込んでおくといいらしいです。そうしないと,中がしめっちゃうらしいですからね。

今度逢うときは,是非それをつけてきてください。これから何回,それにキスすることかと思います。


PS.
実は,ちょっと恥ずかしいけど,自分用にもお揃いのものを買いました。