明日は明日の風が吹いて……個人の日記帳です

アメリカンジョーク好きです

男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎

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製作年度: 1981年
監督: 山田洋次
上映時間: 104分
解説
大阪を旅する寅次郎とそこで出会った浪花芸者の楽しくも哀しい恋を描くシリーズ二十七作目。脚本は「男はつらいよ 寅次郎かもめ歌」の山田洋次と同作の朝間義隆の共同執筆、監督も同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。


大阪での逗留になり芸者と知り合いまたひと悶着あるわけです…。
寅さんも相変わらず押しが弱く何となくきまずい感じで東京へ戻ってきます。

そこへ芸者は辞めたと訪ねて来るからちょっと浮かれてしまうと結婚の報告という事でかなりがっくり来ていた様子。

ふられた後にも(寅さんがそう感じた)元気にしているかふらっと会いに行くあたりが気さくでいいところなんでしょうね。

諏訪満男を演じる役者が中村はやとから吉岡秀隆に変わりました。満男のこれから成長して役割が大きくなるだろうと予想してのキャスティングだったのだろうか…。
ウィキペディアで調べてみました。
中村はやと『児童劇団出身の子役だったわけではなく、本来の満男役の赤ん坊がよくぐずり、撮影が度々中断するために、たまたま撮影所の近所の電気屋の子弟であった彼が臨時に代役にされ、そのまま続編でもこの役を演じ続けた。しかし中学進学ということで降板し、満男役は吉岡秀隆に交代した。』


あらすじ
気ままな旅ぐらしを続ける寅次郎は、瀬戸内海の小さな島で、ふみという女に出会った。平凡な身なりだが、どこか素人ではなさそうな雰囲気の美しい女だ。大阪、新世界界隈。例によって神社でバイに精を出す寅の前を三人の芸者が通りかかった。その中の一人に、あの島で会ったふみがいた。「寅さんやね、確か」と寅の手をとるふみ。数日後、柴又のとらやに、手紙が届いた。ふみのこと、ニ人で毎日楽しく過ごしているとの内容に、とらやの一同は深いため息をつくばかり。ある日、寅はふみから十何年も前に生き別れになった弟がいることを聞いた。「会いたいけど、会ったって嫌な顔されるだけよ」と言うふみに、たった二人の姉弟じやないかと会いに行くことを勧める寅。二人はかすかな便りをたどって、ふみの弟、英男の勤め先を探しあてた。【しかし、英男はつい先月、心臓病で他界していた。英男の恋人、信子から思い出話を聞き、涙を流すふみを寅はなぐさめる言葉もない。その晩、寅の宿に酒に酔ったふみがやって来た。「寅さん、泣いていい?」と寅の膝に頭をのせ、泣きながら寝入ってしまうふみ。寅は、そんなふみに、掛布団をそっとかけると、部屋から出た。翌朝、ふみの姿はなく、「寅さん、迷惑なら言ってくれればいいのに。これからどうして生きていくか、一人で考えます」との置手紙があった。数日後。とらやでは、家族を集めて、寅が大阪の思い出話をしていた。そこへ、突然ふみがとらやを訪ねてきた。ふみは芸者をやめ、結婚して故郷の島で暮らすことを報告に来たのだ。「お前ならきっといいおかみさんになれるよ」と哀しみをこらえて、明るく励ます寅次郎だった。