明日は明日の風が吹いて……個人の日記帳です

アメリカンジョーク好きです

男はつらいよ 寅次郎の青春

男はつらいよ 第45作
寅次郎の青春

いつもの寅次郎らしい感じに戻った。
何作か前から劇中で徳永英明の歌が流れるようになったりもしてる。
すこしづつ様変わりしようとしていたのか。


 初秋の風が漂うころ、宮崎県の油津にいた寅さんは、ふとしたきっかけで理髪店の女店主・蝶子に出会い、雨宿りついでに彼女の家に逗留することになった。満男が恋している泉は、同級生の結婚式で宮崎にいたところ、ばったり寅さんと再会。そこに蝶子も居合わせ、慌てた寅さんは足をくじいてしまう。
その一報を受けた満男は寅のケガを口実に、泉に会いたい一心で宮崎へ急行。
出迎えた泉と親密そうな蝶子の弟・竜介に、満男は嫉妬を覚えて……。
 なんと寅さんが“髪結いの亭主”に収まる。91年に公開されたパトリス・ルコント監督『髪結いの亭主』にヒントを得た設定に、映画ファンはニヤリ……。
風吹ジュン演じるマドンナの蝶子は、店のドアベルを鳴らした男といつの日か結ばれると密かに思っている。果たして寅は、蝶子の“運命のベル”を鳴らしてしまったのか!?
寅さんと蝶子の、満男と泉の恋物語が、南国・宮崎でハーモニーを奏でる。