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アメリカンジョーク好きです

CSR [corporate social responsibility](企業の社会的責任) 前編


人材派遣会社のフルキャストがフリーターや
ニートを対象としたビジネススクールを開設
したと報道されてました。
※詳細は末に…
インタビューの中で[なぜフリーター,ニート向け…]
と聞かれ,会社の広報担当者の回答中に
[CSRとして…]とCSRという単語が使われてました。

CSR」という言葉はどんな意味なのでしょうか??


CSR
企業の社会的責任。企業の責任を,従来からの経済的・法的責任に加えて,企業に対して利害関係のあるステークホルダーにまで広げた考え方。

ステークホルダー【stakeholder】
企業に対して利害関係を持つ人。社員や消費者や株主だけでなく,地域社会までをも含めていう場合が多い。


会社に関わる者は利益追及だけを求めるのではなく
利益を社会に還元し,地域社会と共存するための
有意義な役割を果せってことでしょうか。
環境に優しい商品を企業が製造しそれを率先して
使うようにするといったような…??


バブルの頃は企業メセナって言葉が流行ってましたね。
メセナ【(フランス) mcnat】
アウグストゥス治下の古代ローマの政治家で文芸を庇護したマエケナス(Maecenas)の名にちなむ〕
企業が文化・芸術活動に対し後援・資金支援を行うこと。


バブル期なら企業は金余りだったから○○美術館,××ホール
(○○,××は会社名や個人名が入る)はこの頃作られたものが
多いんじゃないでしょうか。
儲けすぎて税金対策か,はたまた免罪符がわりか…。
美術館なんて金にあかせて買い集めた絵画を一般公開
しているだけに思うんだけども…。一応文化活動??

メセナ事業もCSRの一環なのでしょうが,
そもそも会社は公共機関ではないからなかなか難しい
んでしょうね。
コンプライアンス遵守はもちろん,倫理的にも模範的な
会社があったとしても…現在景気が上向いてきたと言って
もバブル後の長引く不況を考えるとそこまで手が回らない
のが実情な気がします。
結局,イベントに協賛という形でお金出して終っちゃう
パターンが多いんじゃないのでしょうか。


障害者募集という求人広告が特集されていることがあります…
障害者を積極的に採用している会社は障害者に理解が
ある会社なのでしょうか。
ノーマライゼーションを推進しているといったような。
必ずしもそうとは限らないようですよ。

あえてハンディキャップを背負った人を募集するって
不思議に思ったことありますか?

いったいどんな事情があるのか…

…後編へ…↓
http://blogs.yahoo.co.jp/call543210/28255550.html


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gooニュース
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/keizai/20060227/20060227a2690.html?C=S
2006年 2月27日 (月) 18:45
フリーター支援の学校開設 フルキャスト、渋谷に

人材派遣大手のフルキャストは27日、フリーターや、学校に行かず仕事もしていないニートの若者たちに対し、定職に就くことを支援する「フルキャスト グローイング スクール」を東京・渋谷に4月3日開校すると発表した。

フリーターやニートに、仕事への意欲や最低限のビジネス知識を身に付けてもらう常設スクールで、業界初の試みという。平野岳史社長は「やる気はあっても就職のきっかけがないという人が多い。若者らが夢や希望を持てるよう手伝いたい」としている。

カリキュラムは自己啓発から始まり、ビジネスマナーなど約40単位を取ってもらう。ある程度自信が付いた段階で、就職カウンセリングも行う。講師は、フルキャスト・グループ内の人材やベンチャー起業家を派遣する。入会金は2万5000円、月謝1万円。別途、1時間1000円でパソコン講座も開講する。