明日は明日の風が吹いて……個人の日記帳です

アメリカンジョーク好きです

タイムマシン

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製作年度 2002年
製作国・地域 アメリ
上映時間 96分

あらすじ(goo映画より)
1890年代のニューヨーク。大学教授のアレクサンダーは、ある日、婚約者のエマを暴漢に殺されてしまう。深い悲しみに暮れるアレクサンダーは、過去に遡ってエマを救い出したい一念で、ついにタイムマシンを発明する。エマの死んだ日に戻ったアレクサンダーだが、運命そのものはどうやっても変えようがないことを知る。その理由を解き明かすため、今度は未来へ向けて時間移動して、2030年の世界へと降り立つのだった。


前半と後半のギャップが激しい…。

前半は恋人を失ったあまり,公園へ導いた自分を
悔やみ、過去を変えようとする。
公園内を散歩していたところを強盗に襲われ
ピストルで殺された。過去に戻って公園を
避けホッとしたのもつかの間,馬車の下敷きに
なって死んでしまった。
過去はなぜ変えられないのか未来へいって理由を
解き明かそうとする。
2030年の科学を持ってしても解明できて
いないのでもっと先の未来へ行こうとする。
どこか甘美な,恋人の姿を追い求める切なさが
あったけどもここら辺から雰囲気が変わります。

後半は…もっと先の未来へ行くと,どうやら月が
くだけてしまい,それが地球上の生物に影響を
あたえ,人類以外は滅びたらしいです。
80万年後は原始的な暮らしをしています。
人類は地上に生きる種,地下に生きる種に
分かれて進化を遂げたという設定です。
地上に生きる側ですが,時々地下に生きる物に
襲われ少しづつさらわれていく。
この地下に生きるものが猿のようであり,言葉も
持たない。対立劇。
亡き恋人についてうんぬんは全く出てこない…。
結局,タイムマシンを爆破させて地下に住む
猿達を滅亡させるのですが、なんとも釈然と
しない…。いったん,過去に戻って武器を調達
するなり準備を整えてまたくればいいだけなのに…。

結局は未来を変えられたのかどうかは確認できなく
なったのですが,(一度恋人の死を避けようとして
失敗してますし)主人公は明日を信じて生きていこう
と決めたのでした。

元いた(1890年代の)世界を捨ててまで80万年後の世界に
住むと決めたのもちょっと強引な終り方の気がしました。
(とある女性といい仲にはなります…その女性の
おかげで過去がふっきれたのかもしれませんが。)