簿記のメモ帳2
原価の分類
製造原価製造活動(工場における製品の製造)にかかった原価。
材料費…物品を消費したことで発生する原価
労務費…労働用務を消費したことで発生する原価
経費……上記以外の原価剤を消費したことで発生する原価
販売費
販売活動(営業所における製品の販売)にかかった原価。
販売活動(営業所における製品の販売)にかかった原価。
総原価=製造原価+販売費+一般管理費※販売費と一般管理費は商業簿記でも登場します。販売費と一般管理活動は商業経営でも行なわれるからです。これに対して,製造活動は工業経営独自の活動ですから,製造原価は工業簿記に特有の原価といえます。
材料費…(物品を消費)素材費,部品費 等
労務費…(労働用務を消費)賃金,給料 等
経費……(上記以外の原価材を消費)電力料,ガス代 等
製品との関連による分類
製造直接費 製品1個当たりの消費額が直接に計算できる原価
例:自動車1台当たりタイヤは4本,それを組み付ける工賃は1本につきいくらなど。
例:自動車1台当たりタイヤは4本,それを組み付ける工賃は1本につきいくらなど。
製造間接費 製品1個当たりの消費額が直接には計算できない原価
例:管理職である工場長の給料,守衛の給料など。
直接製造に関わっていないため自動車1台当たりいくらかかったのかは分からない。
例:管理職である工場長の給料,守衛の給料など。
直接製造に関わっていないため自動車1台当たりいくらかかったのかは分からない。