明日は明日の風が吹いて……個人の日記帳です

アメリカンジョーク好きです

シビルアクション

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製作年度 1999年
製作国・地域 アメリ
上映時間 115分

(goo映画!より)
4人のパートナーと法律事務所を経営する民事専門の敏腕弁護士のジョン・シュリクマン(ジョン・トラヴォルタ)は、ある日ラジオの法律相談番組に出演中、電話で大手化学会社による河川汚染事故の話を聞いて、住民側の弁護につき、厄介な裁判に乗り出す。医学的検査と科学的捜査のため260万ドルを自ら負担し、企業から多額の和解金をせしめる目論みだったが、相手側の弁護士ジェローム・フェイチャー(ロバート・デュヴァル)の術策にはまり、裁判に敗訴したばかりか、私財まで使い果たし、パートナーの信頼も失ってしまう。だが、絶望のなかでジョンは人としての信念を取り戻し、自らのプライドと正義を賭けて再び法廷に立つのだった。


実話に基づいた話しだそうです。
義憤に駆られて引きうけたのではなく,
金のためというのがミソ。
アメリカでは弁護士も数多くいて,ピンから
キリまでってきいたこともあります。
営業活動をしないと仕事がなかったり…。
新聞の死亡記事を見ると家族の元を訪れ遺産
相続の手続きを行ないますといった売込みを
しているという風刺を聞いた覚えがあります。

映画でも交通事故の現場に出くわして怪我を
している当事者に名刺を渡していたりします。
主人公は民事の交通事故等を扱って示談に
もちこむのが手法なので大企業の敏腕顧問
弁護士相手の長期戦の戦いでは不利でした。
実質敗訴だし,何だか後味は悪かったですね…。

結局,国が動いて工場は閉鎖になるのですが,
主人公はぼろぼろです。

日本だったら考えられないんじゃないかな…。
4大公害病(水俣病,新潟水俣病,イタイイタイ病,
四日市ぜんそく)がありましたがすべて患者側の
訴えが認めらてます。
アスベストも公害に認定されるんじゃないでしょうか。

陪審員制度も素人が関わっているだけにいかに
陪審員の心を動かすかに腐心するため,ちょっと
問題もありそうですね。
主人公は被害者の遺族を証言台に立たせ情に訴え
ようとしたんですが相手側の弁護士により阻止
されてます。
映画「12人の怒れる男たち」なんか1人の気まぐれな
反対にたんを発し評決が覆ってますしね。
(結果よかったんですが)