愛しのローズマリー
製作国・地域 アメリカ
上映時間 114分
あらすじ(ヤフームービーより)
父親の遺言を守り、少年時代から外見の美しい女性だけを追いかけ続けてきたハル。しかし、もともとチビで小太りの彼、そんな恋が成就するわけもなく、気づいてみればすっかり中年の冴えないオッサン。そんな彼の嘆きを偶然耳にした自己啓発セミナーの講師が、ハルに内面の美しい女性が美人に見える催眠術をかけてしまう。そして、ハルが最初に出会った心の美しい女性はなんと体重300ポンド（136kg）巨漢女性！でも催眠術にかけられたハルの目に映るのはスレンダーな絶世の美女。さっそく猛烈なアタックを始めるハルだったが……。
お馬鹿なラブコメディーかと思ったら意外と
考えさせられることもあった。
外見で人を判断してはいけないとまでは言わない
けれど,外見によりその人の本質がぼやけてしまう
場合もあるでしょう。
ハルは催眠術により外見ではなく内面の美しい女性が
美人に見えるのだが,逆に心のみにくい人は醜女(ｼｺﾒ)
に見える。心の美しい男性も美男子に見える。
でも友人は催眠術後でも元の姿のままだし,変わらずに
見える人もいるという詳細な設定はどうなっているのか
というのはまぁ置いておこう。
催眠術が解かれた後,ローズマリーが実はおでぶと友人に
知らされハルはローズマリーと会うのを避け再び術をかけ
てもらおうとたくらむが術者がつかまらないでいます。
心がぐらついている時に催眠術にかかる前に振られて
しまったジルという隣人の美人に付き合って欲しいと
迫られます。
ハルの中で何かが変わったのか結局,ジルに別れを告げ
自分の素直な気持ちに従い,ローズマリーとそのまま付き
合う事を決めたのでした。
ただ…
極端な太り過ぎというのは自分で食欲をコントロール
できていないのだから摂食障害の可能性もあります…。
摂食障害は心の問題が潜んでいます。概して過食は
愛情欲求の代償行為といわれてます。
ローズマリーの場合は父親が厳格なため良好な父-娘関係
を築けなかったのではないかと思われます。
ハルは陽気で気のいい心優しい人物なのでローズマリーの
トラウマも癒されることでしょう。
※ホムンクルス(山本英夫)という漫画は主人公が似たような
設定になっています。人の抱える精神的な歪み(トラウマ)等
を感知して人が化け物にみえてしまうというものです。
(まだ3巻までしかみてないけどなかなか面白いです）
goo映画 あらすじ-結末まで
JPS投資信託に勤めているハル(ジャック・ブラック)は、父親の遺言が原因で、外見でしか女性の価値を判断しない男。親友のマウリシオ(ジェイソン・アレクサンダー)にバーで飲みながらモテモテぶりを自慢するが、現実は隣人のセクシー美女ジル(スーザン・ウォード)にフラレてばかり。そんなある日、偶然出会った精神治療の大家アンソニー・ロビンス(本人)が、彼に催眠術をかける。その時からハルの目には、心の美しい女性が美しく見え、そうでない女性はいくら美人でも醜く見えるようになった。そして病院のボランティア活動をしながら平和部隊への再入隊志願を待っている、体重が136キロの女性ローズマリー(グウィネス・パルトロウ)と出会い、恋におちる。最初ローズマリーはバカにされているように思い困惑するが、ハルの熱心さが彼女の心を変えていく。おまけにローズマリーの父親スティーヴ(ジョー・ヴィテレッリ)は、JPS信託の重役だった。恋愛も仕事も順調なハル。だが周りはそんなハルの行動を出世目当ての策略だと決めつける。心配したマウリシオはアンソニーから催眠術を解く方法を聞き出し、ハルの催眠術を解く。するとハルは本当の姿のローズマリーとすれ違っても、それがローズマリーだと気づかない。傷心のローズマリーは、キリバスへ行く平和部隊への参加を決意。ハルは激しく葛藤するものの、やがてローズマリーのもとへ駆けつけ、愛を告白。2人は共にキリバスへと旅立つのだった。
