明日は明日の風が吹いて……個人の日記帳です

アメリカンジョーク好きです

ダブルビジョン

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製作年度 2002年
製作国・地域 香港/台湾/アメリ
上映時間 109分

Yahoo!ムービーのあらすじ
 台湾の台北市内。ここで不可解な殺人事件が続けて発生する。最初は真夏の凍死体。2つめは火の気のない場所で発見された焼死体。そして、今度はアメリカ人神父の変死体が見つかる。それは、腸を抜き取られ、一旦洗浄した後に再び腹に戻され縫合されていた。外交問題になることを怖れた地元警察はプロファイリングに優れたFBI捜査官ケビン・リクターを招聘する。そして、彼の通訳として署で一番英語が堪能な国際課のホートー刑事が選ばれる。捜査を進めていくうち、やがて2人は事件と道教の古い言い伝えとの関係に行き着くのだが…。


道教の伝説をもとに狂信的とも思えることをやって
のけようとしているサイコ・スリラー。
ストーリーはよく練られていると思います。


主人公であるホートー刑事は国際課の刑事。
警察内部の腐敗を告発し,第一線から追いやられたのだ。

告発したのは親類でもあった。
警察内部で一人娘が人質に取られ頭に拳銃を付き
つけている。必死に父親(ホートー)に助けを求めるが
ホートーは拳銃を撃つ事もできず,動けなかった。
幸い犯人は射殺され娘はかすり傷で済んだが
心に傷を追い口を聞かなくなった。

事件以来彼は家族と距離を置くようになった。
ぎくしゃくとした家庭事情を抱えながら猟奇的連続殺人
をホートーは捜査する。
当初は迷宮入りを覚悟していたようだがFBIのケビンに
より捜査は進展を遂げる。

とある宗教団体にたどり着き,永遠の命を得るための
儀式として殺人を繰り返していた模様。教団は捜査
により壊滅したかに思えたが…。


とある実験では催眠術で暗示をかけ,ただの鉛筆を
熱した鉄の棒ですといって手に押しつけ,熱いと
思わせる事で火傷したかのように水ぶくれができ
たって話もあります。
なので水のないところで溺死,火のないところで
焼死も一応考えられなくもないです。

生物兵器?として幻覚症状を引き起こすダニの一種?が
出てきます。
ホートーも吸ってしまい幻覚に悩まされるのですが
幻覚を映像化しているため,観ている方も幻覚か
(映画の中での)現実か惑わされ,ハラハラ感が味わえます。

真犯人は?ホートーはどうなるのか?

道教の暗号解読に使われた,碑文。
少しずらして解読すると有愛不死の4文字が浮かび上がってくる…。
ラストの有愛不死(愛あるものは死なず)が印象的。


goo映画のあらすじ
台湾の大都市台北で、不可解な連続殺人が起こる。第1の犠牲者は真夏に凍死。第2の犠牲者は、火の気の全くないところで焼け死んでいた。そして、第3の事件が起こる。アメリカ人神父が、腹から内臓を取り出され、再び傷口を縫合した異常な姿で発見されたのだ。事件解決のため、FBIはプロファイリングの専門家を台北に派遣する。彼は、地元の刑事とともに捜査を進めるが、すべてが解決したかと思われたその時、異常な出来事が2人を襲う……。