明日は明日の風が吹いて……個人の日記帳です

アメリカンジョーク好きです

VOLCANO(ボルケーノ)

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製作年度 1997年
製作国・地域 アメリ
上映時間 106分

 大都市L.A.の中心部に突如出現した火山と、それに立ち向かう人々の姿をSFXを駆使して描いたパニック映画。中度の地震が続く中、地下鉄工事現場で作業員が事故死する事件が発生。死因は蒸気によるものだとされたが、市の危機監理局(Office of Emergenxy Management)局長であるマイク・ロークはこの街に忍び寄る未曾有の恐怖を感じていた。

テンポ良く進むパニック映画

ロークは根っからの仕事人間で常に最悪の事態を
想定して動くような人。
休日返上で災害救助に励みます。

赤い舌(溶岩)が街を飲みこんでいきます。
派手さは無いのですがまさに自然の脅威です。

歴史を紐解いてみると…有名どころの話だと
古代都市,イタリアのポンペイは(紀元79年8月24日
ヴェスヴィオ火山が大噴火し、一昼夜に渡って火山灰が
降り続け、翌25日に完全に地中に埋まった。)そうです。

「市民全員(爆発時の町の人口は1万人弱)が噴火で死亡し、唯一の生き残りの死刑囚がポンペイの町のことを語ったが、誰も信用しなかった。しかしそれは伝説として残り、発掘されることになった。」という逸話もあるとか…。

後に発掘する事になるのですが↓のような話も。
(爆発のとき、逃げ遅れた人々は火山灰の中に埋もれて死んだ。後に発掘されたとき、遺体部分だけが腐ってなくなり、火山灰の中に空洞ができていた。考古学者たちはここに石膏を流し込み、逃げまどうポンペイ市民が死んだときの形を再現した。)


映画でもロサンゼルスに灰が雪の様に降り昼間なのに
夜のように暗い。
マグマは街を飲みこんでいき,交通機関は麻痺しパニック状態。
マグマの流れを予測し阻止する事が出きるか?!


日本もアメリカ西海岸同様に環太平洋造山帯に属している火山の国です。
富士山も活火山ですね。
(最後に富士山が噴火したのは宝永四年(1707年)の宝永大噴火で、噴煙は成層圏まで到達し、江戸では約4 cmの火山灰が降り積もった)そうです。
対岸の火事といってられない状況かもしれません。
ロサンゼルスを自分の街に置き換えて観ると面白いかも?!

ある日、大都市L.A.の観光名所ラ・ブレアにある公園の池から突然マグマが噴出した。町に流れ出す溶岩。その勢いは留まらず、ひたすら突き進む。火山弾により、倒壊するビル。火山灰が雪の様に降り積もり、町は大パニック! 危機管理局の局長であるロークは被害を最小限に食い止めるため、懸命で地道な努力をするのだった。はたして迫り来るマグマに人間たちは勝つことが出来るのだろうか…。

CGによる、ドロドロ感もリアルな溶岩流。徹底したリアリズムがこの作品の面白さに大きく貢献した。娘想いの局長に扮したトミー・リー・ジョーンズが好演。