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アメリカンジョーク好きです

ヒトラー ~最期の12日間~

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原題 DER UNTERGANG/DOWNFALL
製作年度 2004年
製作国・地域 ドイツ/イタリア
上映時間 155分

解説: 本年度アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた衝撃作。監督は『es』のオリヴァー・ヒルシュビーゲル。『ベルリン・天使の詩』のブルーノ・ガンツヒトラーにふんしている。本国ドイツでは映画公開自体が一つの事件として大きな社会現象を巻き起こした作品。

1945年4月20日、ベルリン。ソ連軍の砲火を避けるために、ヒトラーブルーノ・ガンツ)はドイツ首相官邸の地下要塞に退却していた。すでに正常な感覚を失っていたヒトラーは部下に実現不可能と思える作戦を熱く語っていた。


第2次世界大戦末期。
戦況はドイツにとってはもはや敗戦は濃厚。
ヒトラーは降伏はしようとせずベルリンに留まる事を頑なに主張する。
臣下どもはおそるおそるヒトラーに逃げるよう進言しようとするのだがカリスマ独裁者なのでなかなか言えないような状況だ。

チャップリンが「独裁者」でヒトラーに扮してナチを批判していましたが、ヒトラーを演じている役者はそっくりです。

しばしば激昂する場面もみられます。

戦争の首謀者の思惑に翻弄され一般市民が戦争にまきこまれ街が疲弊していきます。

戦時中は情報統制され,軍人も民間人もある種の洗脳状態におかれていたんでしょうね。日本の戦時下の状況ともちょっと似ている気がしました。





goo映画 あらすじ
1945年4月20日、ベルリン。迫りくるソ連軍から身を守るため、ナチス党総統アドルフ・ヒトラー(ブルーノ・ガンツ)は、ごく限られた身内や側近たちと共にドイツ首相官邸の地下にある要塞へ退却。ヒトラーの個人秘書であるトラウドゥル・ユンゲ(アレクサンドラ・マリア・ララ)もその中にいた。側近たちはすでに敗戦を確信していたが、客観的な判断能力を失っていたヒトラーだけが、不可能な大逆転の作戦について熱く語り続けていた。そんな中、ヒトラーの56回目の誕生日を祝福すべく、アルベルト・シュペーア軍需大臣(ハイノ・フェルヒ)が官邸を訪れる。その頃、ベルリン市内は地獄絵のような様相を呈していた。やがて側近たちの逃亡、裏切りが相次ぎ、ヒトラーは最終決戦を決意。すべての兵力を集結させるように指示する。しかしドイツ軍にそんな余力は残されていなかった。ついに敗北を覚悟したヒトラーは、愛人エヴァ・ブラウン(ユリアーネ・ケーラー)と質素な結婚式を済ませ、翌日、自室において2人でピストル自殺する。第三帝国の末路を見届けたユンゲは、数少ない生き残りと共に、地下要塞を後にするのだった