明日は明日の風が吹いて……個人の日記帳です

アメリカンジョーク好きです

極上のステーキ



ある男が、前日に繁華街で食べた極上のステーキについて、友人たちに話した。
友人らは、それが果たして本当に大きくておいしいステーキなのかどうか確かめるべく、男とともに繁華街へと向かった。

彼らはレストランの奥のほうの席に座った。
メニューを見て注文し、腹をグーグー鳴らしながら牛ステーキがやって来るのを待つ。


だが、運ばれてきたステーキを見て、彼らはがっかりした。
というのも、ウェイターが運んできたのは、ごくごく小さなステーキだったからだ。

「おい、なんだこりゃ」
大変ばつの悪い思いをした男が言う。
「オレは昨日ここで、でっかくてジューシーなステーキを食ったんだ。なのに、ダチを連れてきた今日は、ちっこいステーキじゃないか。これは一体どういうことだ」

するとウェイターは答えた。
「昨日、お客様は窓際の席に座っておられましたので」