明日は明日の風が吹いて……個人の日記帳です

アメリカンジョーク好きです

アイス・エイジ

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製作年度 2002年
製作国・地域 アメリ
上映時間 82分

あらすじ(Yahoo!ムービーより)
2万年前の地球。寒さを避けて南へと移動する動物たちとは反対に、孤独を愛するマンモスのマニーだけは北へ向かう。仲間に置いて行かれ、身の危険を感じたナマケモノのシドはマンモスといれば安心とマニーについていく。その頃、人間たちの小さな集落をサーベルタイガーのソト率いる一軍が襲っていた。赤ん坊のロシャンを抱いて必死で逃げる母ナディアだったが、川に転落、母子に気づいたシドにロシャンを託し、ナディアは命を落とす。無関心のマニーをよそに、シドはロシャンを人間のもとに届けると言い出す。と、そこへソトの仲間ディエゴが近づいてきた……。


ストーリはご都合主義というか安易というか…
ストーリーに分かりにくいところはないです。
3匹と赤ちゃんの道中記。
CGアニメは楽しめました。

CGは毛並みの色つや,川の水の流動感,キャラクターの
躍動感がうまく表現できていると思います。
セルアニメよりは滑らかな動き。
そういえばCGアニメってたいていは動物物ですね。

偶然にしてはできすぎている設定なのですが,しいて
いえば孤独感を抱えている3匹だからこそ,きずなが
結ばれていったのでしょう。
マニーは人間に家族を殺された事を示唆するような
場面があるしシドは家族に置いてけぼりにされてるし,
ディエゴもぎずぎずしたサーベルタイガーの群れに
あってなかったようだし…。

時代設定からすると人間は現生人類のクロマニヨン人
映画の中ではインディアンぽい感じにみえました。
表情にも乏しく魅力的なキャラとしてえがかえている
とはいいにくいです。動物たちの方がよっぽど表情豊か。
もちろん主役は動物たちなのでそれは構わないんですが。

マニーとシドが赤ちゃんを人間達に返してやろうとして
連れていこうとするが道が分からず,ディエゴに案内させる。
ディエゴはすきあらば赤ん坊をさらってやろうとしている…。
当初,ディエゴはマニーを陥穽に陥れ,サーベルタイガーの
仲間に売るつもりだったのですが,命がけで自分を助けて
くれたマニーに薫陶を受け気持ちが変わっていきます。

ドードー鳥の一団が面白かったですね。
ドードー鳥はモーリシャス島に生息していた絶滅した鳥類です。
巨体で翼が退化しており,飛べない鳥です。17世紀に絶滅。
人間の持ちこんだ犬や豚によるひなや卵の捕食が原因。
DODOの由来は、ポルトガル語で「のろま」という説と、鳴き声を
模したものという説がある。

まさにのろまな集団といった感じで食料(スイカ)の奪い合い
をします。次々と自らのまぬけブリを発揮して仲間が消えて
いきます,その時に最後のメスがいなくなってしまい絶滅を
ほのめかして(?)ます(笑)

最初と最後そして要所要所に出てくるどんぐり好きの
スクラットもいい味出してます。

日本語吹き替えでは爆笑問題の太田,竹中直人等が担当して
いて話題になったようだけど字幕で(DVD)観ました。

アイス・エイジ2が2006年4月G.W.ロードショーです。
(アメリカでは3月31日公開)
んー、多分劇場にまで行っては観ない…と思います。