明日は明日の風が吹いて……個人の日記帳です

アメリカンジョーク好きです

マーキュリーライジング

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製作年度 1998年
製作国・地域 アメリ
上映時間 112分

あらすじ(Yahoo!ムービーより)
 ブルース・ウィルス主演のサスペンス・アクション。偶然国家の極秘コードを解読し、命を狙われる少年と、彼を護るFBI捜査官の逃亡劇を描く。精神に障害を持つ少年サイモンはある日偶然、国家の極秘コード“マーキュリー”を解読してしまう。事実を知った国家安全保障局は、彼の家を奇襲し両親を殺害。難を逃れたサイモンを見つけたのは、落ち目のFBI捜査官アートだった。彼を護りながら逃亡を余儀なくされた彼は、事件の背後に大きな陰謀を嗅ぎ取るが...。


ジェフリーズは冒頭にえがかれている潜入捜査がうまくいかず
少年を死なせてしまった事にさいなまされていた。
そんな折にサイモンの事件に関わる事になったのだが,無念さ
をかかえているため,サイモンを守ってやらなければという
使命感を持ったのかもしれない。

サイモンは自閉症のため、コミュニケーションがうまく取れ
ないが少しづつジェフリーズと交流を深めていく。
サスペンスに加え,心の交流も見所の一つなのだろう…。
最後のシーンがそれを物語っているだろう。

ストーリーに多少ちぐはぐな点はあるがまぁ全体的にはまとまっていると思う。

ちなみにここに出てきた自閉症児が(スーパーコンピュータ
でも解読できなかった)暗号をいとも簡単に解読してしまった
という設定はありえなくもないかな。
[サヴァン(サバン)症候群]という言葉があります。
[サヴァン(サバン)症候群]知的障害を伴う自閉症のうち、ごく特定の分野に限って、常人には及びもつかない能力を発揮する者を指す

能力の例
5873年前の5月28日が何曜日であったか、瞬時に回答できる。ただし、通常の学習は、1桁の足し算でも出来ない場合がある。
航空写真を一瞬見ただけで、細部にわたるまで描き起す事が出来る。
楽譜は全く読めないが、ピアノで弾いた曲を聴き、最後まで間違えずに弾く事ができる。
サヴァン症候群の共通点として、知的障害ともに異常な記憶力・表現力が挙げられる。かなり昔から知られてはいたが、その原因は未だ論議されており、正確には掴めていない。現在では脳の器質因にその原因を求める論が有力だが、自閉症者が持つ特異な認知をその原因に求める説もまた有力である。

人間の体って不思議だ…。

映画「レインマン」でダスティン・ホフマン
が演じていた役もサヴァン症候群の人。

アート・ジェフリーズ役のブルース・ウィルス
は正義感の強いちょっとアウトローな警官役多い。
ダイハードが出世作だからそういうイメージの
役が多いのかな。
去年劇場に見に行った「シン・シティ」も警官役。
シックスセンスなどの子供との交流を描いた
作品にも出てたけども…。


もうちょっと細かいあらすじ(goo映画より)
FBIのヴェテラン囮捜査官アート・ジェフリーズ(ブルース・ウィリス)は潜入捜査の際、強硬な突入で一味の少年を殺した上司といさかいを起こし左遷された。そんなある日。自閉症ながらパズルには天才的な才能を見せる9歳の少年サイモン(マイコ・ヒューズ)は、マニアックなパズル雑誌に掲載された暗号を偶然解読してある場所に電話。彼は理解していなかったが、それは米国の全世界のスパイ網を保護する国家安全保安局の機密情報システムマーキュリーを解読する極秘コードだったのだ。責任者のクドロー中佐(アレック・ボールドウィン)は機密保持のため配下にサイモンの抹殺を命令、無理心中に見せかけて彼の両親を殺す。事件の捜査の応援に派遣されたアートは、押し入れの奥に隠れていたサイモンを見つけた。アートはサイモンの父親(ジョン・キャロル・リンチ)の死体の手に残された銃に不審を抱き、事件が仕組まれたものと疑い、サイモンに護衛をつけさせるが、はたしてふたりを殺し屋が襲う。通常のコミュニケーションがとれないサイモンに手を焼きながらも危地を脱したアートは、同僚のビッツィ(チ・マクブライド)の助けを得て敵の正体を探り出そうとする。アートに接触を図った暗号プログラマーのレオ(ボッジ・パイン・エルフマン)とディーン(ロバート・スタントン)はあえなく殺された。だが、ディーンが生前に残した真実を記した告発状をアートは入手、クドローにサイモンの身の安全を保証するため、真実の公表を迫る。クドローは罠をかけてサイモンとアートの抹殺を図るが、事件の真相を知ったFBIが急行してふたりの命を救い、クドローは銃弾に倒れるのだった。