明日は明日の風が吹いて……個人の日記帳です

アメリカンジョーク好きです

ファーゴ

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製作年度 1996年
製作国・地域 アメリ
上映時間 98分

(Yahoo!解説)カー・ディーラーのランディガードは借金返済のために自分の妻ジーンを誘拐し、会社のオーナーでもある義父から身代金をいただこうと考えた。誘拐を実行するのは、妙な二人組、カールとグリムスラッド。だがジーンを自宅から誘拐した二人は、隣町ブレイナードまで逃げたところで、停車を命じた警官と目撃者を射殺してしまう。ブレイナードの女性警察署長マージは事件を追ってミネアポリスに赴くが、その間にも狂い始めた誘拐計画は次々と犠牲者を産んでいく……。

実話に基づいた話だそうです。
金欲しさに,犯人と共謀して自分の妻を誘拐させ義理の父親から身代金をせしめようと計画したが計画が狂ってとんでもない悲劇となってしまった話。
首謀者であるランディガードはせっぱつまっているようで短絡的に犯行を思いついた様子…。
自分が犯人とのコンタクト役となり誘拐犯には身代金八万ドルで半分の四万を支払う約束をしているが義理の父親には犯人は100ドル要求しているといい,96万ドルをせしめようとの計画でした。

犯人側と打って変わって,捜査をする女性警察署長マージは幸せいっぱいという感じで妊娠中。
犯人側の必死さとは裏腹に,身重ながら日常の業務という感じで淡々とこなして事件を解決させていく。
追い詰められる側,追い詰める側,対比させているのかもしれませんが警官側の描写は無くてもよかった気もします。もしくは犯人側の描写に重点をおいた方がスリルが増したと思います。

事件の衝撃性の割にはあっけなく解決しましたが実際の事件はこんな感じなのかもしれません。



(goo!映画)あらすじ
87年冬。ミネソタ州の自動車ディーラー、ジェリー・ランガード(ウィリアム・H・メイシー)は多額の借金を負い、早急に大金を必要としていた。彼は妻ジーン(クリスティン・ルドリュード)を偽装誘拐して、自動車業界の大物である妻の父親ウェイド(ハーヴ・プレスネル)から身代金を引き出し、借金返済に回そうとしていた。ジェリーは整備工場で働く元囚人から2人の男を紹介してもらい、ノース・ダコタ州ファーゴへ向かった。神経質に喋り通しの変な顔の男カール(スティーヴ・ブシェーミ)と一言も喋らない凶暴そうな大男グリムスラッド(ピーター・ストーメア)は、誘拐の実行を約束する。ジェリーは義父と彼の財政顧問に駐車場を作るという提案をしており、そのための借金を申し込んでいた。だが、義父が彼に大金を投資するわけがなく、そこで考えた最後の手段が偽装誘拐計画だった。ところが、自宅に帰ったジェリーに義父は、新事業の打ち合わせをしようと言う。慌てたジェリーは2人組に連絡を取ろうとするが、彼らはつかまらない。とりあえず打ち合わせに行くが、義父たちは無能なジェリーに投資する気はなく、自分たちで事業化して手数料を彼に払うつもりだった。ショックを受けるジェリーは、雪に埋もれた駐車場で怒りを爆発させる。一方、カールとグリムスラッドは白昼堂々、誘拐を決行。【しかし、隣町ブレイナードへ逃走中、グリムスラッドはパトロール中の警官と目撃者をあっけなく殺してしまう。しかも、彼らは人目につきそうなトラック停留所に立ち寄ったり、通りすがりの女たちと寝たりと、ずさんなことこの上ない。翌朝、ブレイナードの女性警察署長で出産を控えているマージ・ガンダーソン(フランセス・マクドーマンド)が殺人事件の捜査に乗り出した。彼女は残された証拠を一つ一つ洗い、ついに犯人が乗っていた車からジェリーにたどり着いた。彼は予期せぬマージの出現に動揺し、その場は何とかごまかすが、逆に彼女に不信感を抱かせる。身代金の受け渡しの時間が来て、ジェリーは自分で金を運ぶと主張するが、彼を全く信用していない義父は自ら運ぶと押し切る。ジェリーの計画は完全に狂い、受け渡しももつれて、カールは義父を射殺する。カールは何とか湖畔の隠れ家に逃げ戻るが、短気なグリムスラッドはジーンを殴り殺してしまっていた。一方、マージの追求はさらに激しくジェリーに向かうが、それを知った彼は逃亡する。ジーンは2人組の隠れ家を探し当てるが、そこではグリムスラッドが仲間割れして殺したカールの死体を、除雪機械に突っ込んで処理していた。ジーンはグリムスラッドを逮捕し、間もなくジェリーも捕まった。「なぜ、こんな事件が……」と暗鬱な気持ちになったジーンが帰宅すると、画家の夫ノーム(ジョン・キャロル・リンチ)が3セント切手に自分の画が採用されたと告げ、彼らは小さな幸せを感じた。